第1章 会いたくなかった
卓「パウリーイイイイイイ!」
卓「助けて!!」
パウリー「なんだなんだ!?」
どうしてこうなった。
ことのきっかけはあたしの両親だった。
母「どうせ女の子は役にたたないから、あんた居てもいらない子」
父「何処にでも行け」
あぁ、そうか、あたしはいらない子なんだな。
パウリー「よぉ!卓!」
卓「うるさいバカウリー!お前に1番会いたくなかった」
パウリー「どうした?いつもより機嫌悪いなw」
卓「知らない!」
パウリー「なんだよw俺に話さね?」
卓「話さん」
どうせ話しても馬鹿にするだけだ。みんなそうだ。学校も先生も友達も。みんな、口だけ。どうせパウリーも馬鹿にするに決まってる。
パウリー「なんだよ〜w俺でも信用出来なくなったかw」
パウリー「俺は何があってもお前のことは秘密にしとくけどなw」
卓「・・・言ったら死刑な」
パウリー「そんなこと出来ないだろw」
卓「まぁねw」
卓「親から捨てられたw」
パウリー「・・・は?」
卓「・・・はは」
パウリー「おい!笑ってる場合かよ!!」
笑ってなきゃ生きてけない。
そうしてあたしはまた悪い子。