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秘密のあいらぶ・ゆー【HQ】

第15章 離婚、する




涙が出た。
ほろり、ほろりと止まらなくなった。

「孝支、幸せになれって。」

「はい。」

「私が笑顔でいることが幸せだって。」

「はい。」

「……馬鹿よね、自分を犠牲にしすぎなのよ。」

止まらない涙が手紙の文字を歪ませる。






好きだった。
孝支のことが、好きだった。



ありがとう、孝支。


私は灰羽君の前でわんわん泣いた。




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