第4章 スカウト!スイーツパティシエ
天祥院「ふふ、ごめんね瀬名君。反応が可愛くてつい。」
え、会長ってドS...??
天祥院「じゃあ僕は失礼するよ。君、生徒会の事
諦めてないからね?」
と言い残して去っていった。
いや、なんてこと残してくれるんだ。
瀬名「...で?何の用?『Knights』の連絡事項なら校内SNSの
『Knights』グループの鍵アカに書き込んで、っていつも言ってるでしょ?」
「あは、まあ今回は見てもらった方が早いので」
そう言って泉さんの手を握り、グイグイと教室の外へ導く
瀬名「はぁ?ちょっとぉ!?...まあ、仕方ないから
ついて行ってあげるけどぉ!?」
こうして教室を出ると
瀬名「あれ?かさくんもいたの?」
と、目の前にいた司くんに声をかけていた。
朱桜「はい、しかし『かさくん』と渾名で呼ばれると気恥ずかしいですね。
一瞬、誰のことかわかりませんでした。司と、そうお呼びください♪」
ニコニコしながら言う司くんはとても可愛らしいです、はい。
そんな司くんに対して泉さんは
瀬名「『かさくん』で充分でしょ、お尻の青いヒヨッコがさぁ...?」
なんて言葉をかける。