第4章 スカウト!スイーツパティシエ
そして放課後、自分達の教室に司くんが来た。
「司くん、いらっしゃい。今日も相変わらず可愛いね。」
鳴上「ちゃん、そうやってすぐに後輩口説くのやめた方が
いいわよ?」
「後輩はみんなかわいいからね、思わず口から言葉が
出てしまうんだよ。特に司くんはKnightsの末っ子だし、可愛くないわけ
ないでしょ?」
そう言うと嵐ちゃんは後輩キラーが...と呆れた顔をして呟いた。
いや、むしろ後輩が可愛すぎるのが悪くないか??
朱桜「お兄様!褒めて頂くのは光栄ですが、
私は可愛いと言われるよりもカッコイイと言われたいのですが!!」
そう言って顔を赤くして怒る司くんはやっぱり可愛い。
「ほら、そういうところが可愛い。」
と、自分が言うと司くんは更に顔を赤くして
朱桜「お兄様はズルイです...」
と言う。あ〜、可愛い。
鳴上「確かに、今の笑顔は反則ねぇ。アタシまで見惚れちゃったわ。」
「嵐ちゃんの方が綺麗すぎて反則だと思うけどね。」
鳴上「やだもうちゃんったら!」
朱桜「まさに魔性...」