第1章 坂田銀時:俺だけを(ギャグ甘裏)完結
手際よくが作ってくれた料理はどれもこれもうまかった
うまいアテにどんどんと酒が進んだ
の部屋での匂いに包まれて
家着のがすぐ隣にいる
たまに腕が触れるか触れないかぐらいの距離感で付かず離れず
くだらない世間話も楽しくて仕方なかった
も自宅&家着ということもあってか、いつもよりリラックスモードになりハイペースな飲み方をしていた
二人でベロベロになって酔い潰れていった
「ねえ…銀さん?」
「…ん?」
「銀さんってさ……ううん、なんでもない」
「なんだよぉ〜気になんだろぉ〜言えよぉ〜」
「…銀さん…ってさ…イイ男だよね」
えへへっとテーブルに頬杖ついてるけどズルズルと崩れていくを見て
相当酔ってんだな、こいつ
自分だって相当回っているのにそんなことを思っていた
が崩れ落ちた頭を自分の腕にのせ、うふふと笑っている
彼女の顔が赤らめているのはお酒のせいかそれとも…
「…そういうこと言うと勘違いしちゃうんですけどぉ〜」
「何を勘違いするのぉ…?だってそうでしょぉ…さっちゃんさんやツッキーさんや…お妙さん…それにあのファミレスに居る…名前なんだっけ?わかんないけどあの子…他にも」
「…なんの話だよ…だ〜か〜ら〜俺が言ってんのはちゃんが俺のこと好きなのかな〜ってことなんですけど〜?」
「それこそなんの話かわかんないんですけどぉ…だ〜か〜ら〜私が言ってるのは〜銀さんがモテモテってことはイイ男なんだろな〜ってことで〜……誰とカップリングしちゃうんだろ〜的な読者的には〜みたいな… っ!?」
訳の分からない話を途切れさせるようにの頭をグイッと引き寄せて唇を塞いだ
その後はもう理性を失ってしまった俺はをそのまま組み敷き唇を貪り続けた
「…んっ…はっ…ふっ!んっ…」
目を瞑り苦しそうに眉をひそめながら合間合間に息を吸い込もうとしているをうっすらと目を開けた俺は見つめ続けた
ベッドへを抱き上げ一気に事を進めていく
もう朧気な意識の中で…
可愛すぎるこいつを誰にも…
土方の野郎にも誰にも渡したくない
そんなことを考えながら性急に服を脱がし全身を愛した