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銀魂の短編集!2

第11章 《裏》好きなんですけど【斉藤終】


優しく、でも力強く抱き締めてくれる終兄さん。


言葉な無いけれど、これが終兄さんの返事なのかもと思うと、
自然と抱き締め返していた。


そのまま、私達の唇は近付いていき、
チュ、と言う音を立て口づけを交わした。


終『夏希…好きだ。好きだZ…』

その言葉を見て、
私は涙が止まらなかった。
愛する人の最高の言葉を聞けて、
私はもういっぱいいっぱいだった。


でも、終兄さんはこれでは止まらなかった。


終『今から、俺の部屋に来てくれZ…』

夏希「え…それって…。」
まさか、終兄さん、
お誘い、ですか?
こんな色気の無い私を、誘っているんですか?
終兄さん…。


私は、胸の高鳴りが抑えられなかった。

それから、終兄さんの部屋に入ると、
終兄さんが敷かれた布団の上に座っていた。

私も、終兄さんと向き合う形で座った。

夏希「終、兄さん…。」


終『……キスの先を、してもいい?』


夏希「終、兄さんとなら。」
そう言って終兄さんにキスをした
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