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銀魂の短編集!2

第10章 《裏》今欲しいもの【神威】


春雨第七師団団長秘書の私は、
雑務から戦いまでなんでもする。


だからこそ、
人との接触は多いのだが、
私の彼氏ーーー団長の神威は、それを許してくれないようだ。


夏希「あ、阿伏兎さん、ちょっと…」

阿伏兎「ん?夏希か、どうした?」


夏希「春雨第二師団の馬董が来ているようで…。」


阿伏兎「団長は…。」


夏希「いませんね。」


阿伏兎「…はぁ、だよなぁ。」


夏希「さすがに秘書はいけないと…。」


阿伏兎「じゃあ、お前さん先に行っててくれ、俺ぁ後から行く。」


夏希「はい、わかりました!」

阿伏兎さんは大変だからなぁ…。
はぁ、こんなとき団長はなにしてんだろ…??


-その頃-
神威「ふぁぁ…提督に捕まっちゃったのが悪かったなぁ。


…?あれ、夏希?おかしいな…。
いない…。」




-そして今-
馬董「ん…?神威はいないのか。」


夏希「すみません、団長の行動を把握できず…。」


馬董「いや、いいさ。せっかくだから、お前の実力も見たいしな。」


夏希「…と、言いますと。」


馬董「最近ここらでうろついている天人がいてな。
それがまた厄介で、俺達強者を狙っているようだ。
だが俺は今会議があって戦えぬからな。」


夏希「…だから、第七師団に頼もうと?」


馬董「あぁ、そう言うことだ。」


夏希「まぁ、天人ごときなら、私一人でいけます。」


馬董「ふっ、中々強情な奴だな。」


夏希「団長のおかげですから。」
そう言って微笑むと、後ろから阿伏兎さんがやってきた。
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