第4章 《裏》桜舞う日は【土方十四郎】
夏希「良かった、お口に合ったようで…。」
沖「俺は今すごい幸せですぜぃ…」
と言って私に寄り添った。
終『夏希を嫁にほしいZ』
と言って終兄さんも私に寄り添った。
夏希「えと、二人とも…?」
総悟と終兄さんに挟まれる様にして私は座っていた。
総悟や終兄さんの鼓動や呼吸が私に伝わりそうなほど近い。
夏希「近い…かな?」
沖「良いじゃないですかぃ…。」
終『今だけ、許して…Z』
と言って私の肩に頭を乗せた。
夏希「ちょっ、まっ、ぇっ!」
恥ずかしい。
猛烈に恥ずかしい。
終『まだ、このままがいいZ』
沖「そうですぜぃ。こんなにほのぼのできますからねぃ。」
あぁ、なんだ。
なんか企んでる訳じゃ無かったんだ。
じゃ、大丈夫かな?