第24章 《裏》媚薬使ってみました【阿伏兎】
阿伏兎「すまねぇ夏希。」
阿伏兎さんは申し訳なさそうに頭を掻いた。
阿伏兎「じゃあ、なんか体が冷えるもん持ってくっから…」
そう言って遠ざかっていく背中を、
私は掴んだ。
夏希「いっちゃ…らめぇ…っん。」
阿伏兎「!?夏希!?」
夏希「一緒に…んっ、いて…ぇ?」
阿伏兎「っっ…。分かった。」
阿伏兎さんは私を抱き上げると、ベッドに下ろしてくれた。そして、阿伏兎さんは私のベッドのすぐ脇に座った。
夏希「んっ、はぁ…ん、ぁ」
私は声が抑えられず、阿伏兎さんの前で喘いでしまう。
夏希「ぁ…つぃ…。」
そう言って私は服を一枚一枚脱いでいった。
阿伏兎「っ!!?夏希、やめろ!」
夏希「ぇ?なんれれすか?」
阿伏兎「そんなことしたら…。」
阿伏兎さんは頬を赤く染めてそっぽを向いた。
夏希「…ぃ…ょ」
阿伏兎「ん?」
夏希「襲っても…ぃぃ…れすょ…。」
私には、もう理性の欠片も無かった。
阿伏兎「その言葉、後悔すんなよ。」
そう言って阿伏兎さんは私を押し倒した。