第22章 《裏》愛してください【吉田松陽】
目を覚ますと、私は暖かい布団の中にいた。
隣には松陽さんが私を抱きしめていた。
そして、もう片方には銀時が私を抱き締めていた。
とにかく言いたいのは、
苦しい。
とにかく苦しい。
松陽「夏希。起きましたか。」
銀時「夏希……っ」
松陽「銀時。夏希は大丈夫です。もう寝なさい。」
銀時「わかった…おやすみ。夏希。」
銀時はパタリと部屋に戻った。
夏希「松陽さん…ごめんなさい…。」
松陽「全く、夏希は…。」
松陽さんは私にこれまでに無いような激しいキスをしてきた。
舌を入れられ、乱暴に口内を荒らした。
夏希「ん、ふ…ぁぁ。」
松陽「本当に怖かった…。
夏希は私の命より大事な人なんです…。」
夏希「ごめ…なさ…っ」
松陽「だから、私を心配させた罰です…。」