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銀魂の短編集!2

第12章 《裏》恥ずかしいんですけど【土方十四郎】


土方「なぁ夏希、好きだ。」
と言って抱き着いてくる副長。


夏希「あの、ほんと恥ずかしいんですけど……。」


土方「いいじゃねぇか。好きなんだからよ。」


私達がこのような事になったのは、
ちょうど1ヶ月前だった。



1ヶ月前


静かな屯所に、山崎さんのけたましい声がした。


山崎「過激攘夷浪士がかぶき町で大暴れしているもよう!
現在戦闘しているのは副長のみ!」


夏希「なっ……!?」

副長とはいえ、
たった一人で過激攘夷浪士と戦うなんて重症な怪我をおってしまう。


私は刀を握りしめて屯所を飛び出した。

かぶき町に着くと、血だまりがそこら中にあった。


夏希「何人と戦ってんのよ副長…!!」

私は、騒がしい音がする方へまた駆け出した。


すると、向こうから攘夷浪士がぶっ飛んできた。


夏希「きゃっ…!!?」

そして、向こうから副長も出てきた。


夏希「副長…!?ひどい怪我をしているじゃないですか!?」


土方「夏希…か…他の…隊士…は」


夏希「いません!私だけが来ました!」


土方「なに…!?夏希、下がってろ!」

土方さんは私をかばうように立った。


でも、土方さんは血が足りない様でふらふらしていた。


夏希「やっぱり副長は下がっていて下さい!!」


副長「だめだ…お前は、来るな…。」

副長は私に怪我をさせないように言ってくれているようだが、
私には"弱いから使い物にならない"
と言われているようで、
頭にきた。
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