第62章 満足な男と不満足な男
お店に入店すると、
私は温かいココアを頼んだ。
山崎さんはカフェオレ……
(山崎さん優しいな…)
篠原さんに見当たらない優しさを沢山零してくれる山崎さんに、
私の胸は満たされていく。
山崎
「銭湯で何があったの?」
みわ
「はい…あのですね……」
何をどう言えば良いのか分からなくて言葉がぐちゃぐちゃになりながら、
必死に話す私の言葉を必死に拾っては纏めていく山崎さん…
さすが監察の筆頭…聴取は手馴れているようだ。
さっきまでの経緯を事細かく説明し終えた時には私は…
肩を揺らして泣いていた。