第57章 久しぶりの銭湯へ
★篠原ストーリー★
篠原
「はぁ…そうだな…なんて言えばよいのか分からないけど、
野良犬だったかな。
飼い主もいないただの…野良犬…」
真選組に入隊してから
頭がいる安心と、
仲間がいる安心を覚えてしまった俺は
昔の事を思い出すのは辛い。
みわ
「•••そっか!野良犬だったんだね•••
辛かったね•••よく捕まらなかったね••••
食べ物とかどうしてたの?
やっぱり餌とか知らない人から貰ってたの!?」
篠原
「 は!? 」
(例えで野良犬って言っただけだけよ!!?
なんだよ!コイツ!!!優しい馬鹿だ!!!)
みわ
「あだ名…しのさんじゃなくて、のらさんとかにします?」
篠原
「…馬鹿にしてんの?(*`へ´*)!?」
足を止め怒る
(まったく…)
みわ
「のらさんとかカッコよくないですか!?」
篠原
「カッコよくねーよ!!
そんなこと言ってると置いてくぞ!!」
みわ
「えっ!?いやです!!」
俺の腕にしがみついてくるみわ
本当に可愛いくて自慢の新妻…
(あの辛い日々は…
もしかしてみわと逢う為には必要な日々だったのかもな…)
そんな事を考えながら
俺はみわの頭の上に積もる雪に気付いたけど、
みわらしいから見ないフリして再び歩きだした。