第41章 眠むたい姫
★山崎ストーリー★
大切そうに佐藤さんを抱いてる篠原の手には鮮血が
付いている。
篠原
「脈はあるんですけど…意識が無くて……」
山崎
「ちょっと…診せて……」
俺の実家は医術を得意としていたから、
だから俺にも知識が少しあったりする。
腕の脈をとる。
脈は正常だけど、
身体が凄く熱を持っている。
山崎
「もしかすると…傷口からばい菌が入り込んだ可能性があるね。
高い熱が出てるみたいだし…息遣いも荒いし…」
篠原
「救急車が到着するまで
俺たちにできることはありますか?」
俺は勝手ながら
台所へ走り、冷凍庫から氷を取り出し
袋に詰め少し水を加えたものを佐藤の額に乗せる。
山崎
「こんな事しかできないけど、無いよりマシだとおもう…」
篠原
「………」
篠原の胸に抱かれた佐藤さんの手をそっと握る
(頑張れ…後少しだから……)