第34章 女中
PM20:00
私は篠原さんに言われた通り、
お洒落をして指定されたホストクラブにやってきた。
みわ
「………」
入る勇気がなくて立っていたら、
「どうぞ遊んでいって下さい」
整った顔つきの男の人が私の腰に手を回してきた。
みわ
「……ッ…」
悲しくなってきた。
もう帰りたい…
男の人に言われるがまま入店する。
「こちらのお席へ…」
席に座らされた私の両脇には、
さっそく男性が座った
(聞かなくちゃ……頼まれたこと……)
男1
「こんばんは〜、俺は涼太といいます。よろしくね。」
男2
「ズルイよ!涼太くん!僕よりも先に挨拶するなんてさ!!
姫〜、次は僕が自己紹介するねぇ!聞いててね!」
みわ
「…はい」
男2
「僕の名前は空(くう)って言うんだ。
くうくんって呼んでね!」