第27章 抱きしめ合ってる時は相手の顔が見えないから怖いよね
すると…
気のせいかも知れないけれど、
山崎さんの左手の中指が動いた気がした。
みわ
「山崎さん?」
声をかけてみた
山崎
「…ッ……ここは……」
眩しそうに目を開ける山崎さん
みわ
「病院のベッドの上…です。」
山崎
「病院?…………あーー!局長は!??無事!??
副長は!!?見つかった!?!」
上半身を素早く起こす山崎さん
みわ
「山崎さん!!落ち着いて!!!」
実は山崎さんが手術中に、
屯所に連絡を入れたら……
伊東さんや伊東派の隊士さん達は
沖田さんや土方さんの手によって粛清されたと聞いた。
山崎
「イタッ……」
みわ
「ほら…安静にしてないと内臓が出てきちゃいますよ!!」
山崎
「……( ;´Д`)内臓イヤ…」
みわ
「安心して下さい…全て終わりましたから…」
山崎
「安心して…って事は…局長も副長も無事ってこと!?」
山崎さんの表情がパッと明るくなる
みわ
「そうですよ、だからゆっくり休んでください。
ほら……山崎さん…」
私は山崎さんをゆっくり横に寝かせる
オペ後だからか…
熱が出ているようで、頬がほんのりピンクの山崎さん…
山崎
「なんか安心したら…眠たくなってきた……」
みわ
「ふふっ…ゆっくり眠ってください…」
山崎
「目が覚めたら佐藤さんが居なくなってたら悲しいから…
眠りたくないなあ〜」
みわ
「フフッ…ちゃんと居ますよ。」
山崎
「ほんと?」
みわ
「はい」
山崎
「じゃあ……少しだけ……寝るね……」
山崎さんは目を閉じて再び眠りについた
本当はナースコールを押さないといけなかったけれど、
そのままにした……