第27章 抱きしめ合ってる時は相手の顔が見えないから怖いよね
病院に担ぎ込まれた山崎さんは、
緊急オペにより一命を取り留め集中治療室で
要経過観察となった。
看護師
「意識が戻りましたらナースコールで読んで頂けますか?」
みわ
「あ、はい…」
今夜は付き添う事にしたわたし。
近藤さんの事も気になるけど…
山崎さんも心配だ。
"シュー•••シュー••••"
酸素吸入器の男と、
心音の波形の音が病室を包んでいる。
みわ
「山崎さん頑張って下さい…」
(誰が山崎さんを刺したんだろう…
篠原さんか伊東さんか……)
みわ
「仲間にこんな事されて…悔しいね山崎さん……」
昨晩の私の気持ちと山崎さんの悔しさを想って、
私は涙を流した。