第23章 ヘンゼルとグレーテル【お婆さんサヨナラ】
娘は無い頭を必死にフル回転させ、
窯の中にあった灰を一掴み握ると
伊藤の目に投げつけた。
沖田
「 !! 」
伊藤
「うぉーーーーっ!!目が目がーーーッ!!!」
目を抑えながら苦しむ伊藤
沖田
「なかなかやるねィ…娘……」
みわ
「お父さん!!」
篠原
「…父さん…」
娘は恐怖から解放されたのか父に抱きつく
息子はパン切り包丁を床に落として膝から崩れヘタリ込む
みわ
「お父さん!篠原さんたら私を◯そうとしたのよ!!
ほら…見て……」
腕の怪我をみせる
沖田
「女の子なのに傷が残ったらどうすんでィ!!!
早く帰って母ちゃんに手当てしてもらいな!! 」
みわ
「うん!でもお家ってどうやって帰れば良いの??」
沖田
「え?家??…………家だよねィ?………家………」
みわ
「お父さん?」