第20章 伊東派 土方派
中に完全に入ると再び襖を閉め、
机の上に置かれたお茶やお茶受けなどを
お話の邪魔をしないように静かにお盆に置いていく。
伊藤
「君の下の名前はなんて言うのかな?」
(私に話しかけてきたのかな?)
下を向いて作業していたから私に話しかけてきたのか、
他の人に話しかけたのかまったく分からない。
伊藤派隊士
「おい、女中!!」
(や、やっぱり私に話しかけていたのね…)
みわ
「すみません…みわでございます」
私は伊藤さんに名前を教えた。
なんだか私は…この座敷の雰囲気が怖くて篠原さんの方を見る
篠原
「惚けてないで、さっさと片付けろ」
みわ
「 (๑•ૅㅁ•๑) 」
伊藤
「よくもまあ…
こんな馬鹿な女中を土方君は働かせているね」
土方派の隊士達は伊藤さんの言葉を聞いて微笑している。
みわ
「 … 」