第15章 そんな朝、
「わっ、うまい~↑」
『ふふ、よかった』
なんてちゃん特製の朝食を食べてテンションが益々上がっていく俺
『あ、仕事は?』
「もうすぐ迎えに来るよ
1回着替えに家に帰んないとね」
『そっか…すいません』
「いやいや、いいんだけどね?
それより、ちゃんは?」
『あー今日は二宮さん』
その名前にちょっと停止する。
だって…手握られてたし、ニノも心配だったからしたんだろうけど結構妬いてる自分がいる。
「俺の髪とかは?」
『宮島さんが』
「……なるほど」
『ふふふ…ごめんね?』
「じゃあ…チューして?」
なんて甘い朝、もう最高だな。(笑)
ちゃんは静かに体を近づけて、
俺の顔へ自分の顔を傾けてきた。
ゴツンッ!!
「痛ぇ……!」
『ご、ごめんなさい』
やっぱこうなるか。(笑)
二人で目を開けて微笑みあった。
なんて朝もたまにはいいんじゃない?