第4章 緊急事態発生
「、大丈夫か?
気持ち悪いとかないか~?」
宮島さんに運転してもらって出勤中
ミラー越しに心配してくれる宮島さん
『ん~大丈夫です……でも、なんか…』
「なんだよ、どうした?」
『私なんか…した気がするんですよね』
「だから飲むなっていったろ?
前も男性スタッフにキスしたこと…あっ」
やってしまった。とでも言うような顔で宮島さんは私のことを見る。
もしかして…私…"前も"ってことは、
もしかして誰かに……
『もしかして嵐さんですか!!?
私、嵐さんにその……キス…』
「いや、もう考えんな
仕事に集中しろ、な?ほら行くぞ」
車が止まったと思ったらもうテレビ局
きっと今日は大変な1日になりそう…