第21章 サクラ色の再会
それは、運命みたいな恋で
悲劇すらも運命に思えた。
1つ道を踏み間違えたけど、
もう、これからは大丈夫
『翔くん』
「ん?」
二人で手を繋いで歩く
まだ雪は降り続いてるのに、
まだ二人の心の熱は冷めなくて……
『好き』
「…………///」
やっぱり翔くんはヘタレだけど、
その真っ白な頬っぺたが、
サクラ色になるときが可愛くて
そこに優しくキスをした。
『愛してる』
「……俺も…愛してるよ?」
なんて冬桜が咲く一本の木の前で、
誓うように優しくキスをした。
Fin.....