第2章 運命の巡り合わせとは、
走ってくるのは衣装を持ったえみさん
「あ、相葉くんじゃない。おはよう」
「あ、えみさんだ。おはよ~」
なんですか、この近い感じの空気
『え、えみさんもですか?』
「そうそう。竜に頼まれたのよ!
ほんと、アイツも過保護っていうか…」
えみさんが言う"竜"っていうのは、
昨日、私と話してた宮島さんのこと
「相葉くん、この子ね?
今日から嵐の専属ヘアメイクだから」
「え!!?そうなんだ。
ヒャハハッ…よろしくね?ちゃん」
『え、あ…いえ。
よろしくおねがいします!』
深々と頭を下げていると、
またもや、えみさんに起こされる。
「ほらほら、早く入るわよ」ガチャっ