第2章 送別会(1)
店内に入り、上品そうな店員さんに
待たせている6人のもとへと
案内してもらう。
この店に来るのは初めてだ。
個室の和室が沢山ある
落ち着いた雰囲気の店。
さすが櫻井くんがリサーチした
お店だなぁ。
店「こちらです」
店員さんに案内されたのは
一番奥の部屋で。
隆「あっ、どうも」
ありがとうございますとお礼を言って
個室の襖を開けるとそこには
既に楽しそうにおしゃべりを
している6人がいた。
隆「お~、もう盛り上がってるねぇ」
そう言いながら入ると
雅「あっ、神木オーナー!
お待ちしてましたよ。」
真っ先に反応したのは相葉くんで。
智「やっとみんな揃ったぁ~」
のんきにそういう大野くん。
潤「神木オーナー遅いよ!
20分ちこく~笑」
ちょっと冗談めかして言う彼は
小悪魔みたいでとても可愛い。
斗「そーですよぉ。せっかく
お腹空かしてきたのに・・・
主役の俺を待たせるなんて!笑」
そう。今回主役である彼を
待たせてしまったのは本当に
申し訳なかったと思っている。
って誰に言ってるんだろ僕・・・笑