第1章 神木オーナー
運転中、店に向かいながら
僕は考えていた。
とりあえず2週間店を
休みにしたのは良いけど・・・
どうしよう。
これからのプラン、
全く立ててないんだよね汗
生田くんが店を辞めるって
申し出てきたのが何の前触れもなく
突然だったってこともあるけど。
なにより6人の中から誰かが
居なくなるなんてこの2年間
考えたこともなかったから。
隆「ゔ~・・・・・」
どうしようか、といっても
答えは2択なんだけどね。
5人でも店をまわせていけるように
店の学園という設定をなくして
5人でもやっていけるような
新しい設定を作るか。
それか、今までは高校生は
お断りにしてきたけど。
この際高校生もOKで
求人募集してみるか。
あー、でもこのバイトのせいで
勉強がどうのこうの言われたら
あれだなぁ・・・
うーん・・・
あ、じゃあ成績の良い子だけを
採用しよう!そしたら
ちょっとやそっとのことじゃ
成績が下がらないだろう・・・多分笑
・・・よし!
そうしよう!
じゃあ・・・送別会が終わったら
新しい求人募集広告でも作るか。
2週間とあまり時間もないしね。
最初の1週間で面接をして
良いと思った子に残ってもらって
残りの1週間で店の大まかなルール
とかを教えるとしよう。