第2章 灰羽リエーフという男
私は、体育館に入り、
荷物を置きに行こうとすると、
誰かに、、声をかけられた。
「前、見た!このちっこい人!」
頭から声が降ってくる。
てか…
ちっこいって
「キミがデカイんでしょ!!!」
私が、プラチナ色の髪の人のお腹を
叩くと、悲鳴をあげた。
「キミ…誰?
なんで私のこと知ってるの?」
私は、目の前の男にそう問う
「俺、灰羽リエーフ!!
3組!!多分だけど、俺と家隣だろ!
で、そっちは何組?」
「テツローと同じ。」
「げっ…三年」
えっ…私、一年だと思われてた?