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【HQ】俺が恋したのは超鈍感少女だった

第6章 いとこ





私は玄関で京治の帰りを待つ。

京治まだかな
暇すぎて頭がどうかしそうだ


いや、別に玄関で待ってなくてもいいと思うけど、
人の家で好きなこと出来ないでしょ?



すると、玄関に人影が…

もしかして…京治かな?
私はそう思い、
急いで玄関の鍵を開ける。


「おかえり!!」

私はそう言って勢いよく、玄関を開けた。
その先に立っていたのは…


「え?誰ですか?」

髪がツンツンな…でも、
京治と同じ制服…
梟谷の制服を着ていた。



すると、ツンツンヘッドの人が言った。

「あかーし!これ誰!?彼女!?」

私はこのテンションについていける気がしないので、とりあえず、私は、自己紹介をする。

「一ノ瀬佳奈です。
京治の従兄弟です。従兄弟ですよ?」

「佳奈ちゃんかぁ〜
じゃあ佳奈ちゃんだな!」
すると、京治が言う

「コレ、一応俺の先輩の、木兎さん」

すると、木兎さんと、呼ばれた男が、京治に言う

「俺の下の名前も言ってよ?
そうしなきゃ佳奈ちゃんわかんねーだろ?」

すると、渋々「光太郎…」と、言う



「よろしくね!光くん」
私は木兎に、光くんという名前を付けた。
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