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【HQ】俺が恋したのは超鈍感少女だった

第5章 パーカー




授業が終わり、
ついに休み時間!

お弁当を食べるため、私はバックの中を漁る。


でも…
「お弁当ないっ!」

「忘れたのか?」

…ん?
そもそも家に帰ったけど、着替えただけ…
あーじゃあ持ってたバックは?

…あれはリエーフの家か
どうしようー
あっ!


「テツローお弁当分けて?」

「かわいく言って?」

テツローは、にやけて言うけど、
お弁当のためならこのくらい出来る。


「テツ〜お弁当分けて?」
私は精一杯の笑顔で、テツローを呼んだ。
しかも、テツローじゃなくて、テツってね


「これからもテツって、呼んで?」

「いーよー」

「はい、口開けて?」

そう言うと、テツが唐揚げを私の、口に放り込む。

「ん〜美味しいっ」

「俺の手作り」

テツって料理男子!?
私より出来てるもん!
今度作り方教えてもらお


「テツ〜もっと」

「ハイハイ。」

そういい、私の口に入ってきたのは、だし巻き卵。

「これも凄く美味しい」

「佳奈…
今食べたの俺の食べかけ」


食べかけ…

私は急に恥ずかしくなり、
顔を真っ赤にする。


「テツのバカぁぁぁぁ!!!」

「顔赤すぎ」

そういい笑うテツ。

すると、クラス中が笑いに包まれる。
もぅテツのせいで…


でも、みんなに嫌われなくてよかった
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