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【HQ】俺が恋したのは超鈍感少女だった

第5章 パーカー




学校に着くと階段を上る。

松葉杖で階段を上るのは結構体力使う。


だから杖なしでいいですって、言ったのに。


「じゃあ私、教室こっちだから、ね!
部活で会おう!」

「ウィッス!」
リエーフは敬礼のポーズをとると、
階段を素早く登った。



私は教室のドアを開け、さくらん先生がこっちを見て廊下へと進んでくる。

ちなみにさくらん先生って言うのは、
山崎さくら
だからさくらん先生。
地理の先生で、優しくて男女に人気がある。
しかも超かわいいんだよ?
髪は、真っ黒の胸ぐらいまであるんだけど、
前髪は眉毛の上ぱっつん。
本人は失敗したって言ってたけどそこも可愛い。
それにそれにその髪を下の方でツインテールだよ?
しかも、声も柔らかい感じで…
可愛いよねっ!
目も大きくて、でも身長は155もあるんだよ?


私は1人でさくらん先生の事を考えていると、
さくらん先生が私に声を掛ける

「佳奈ちゃん…平気?
骨折だったり?」

「腕は、骨折。
足は捻挫です。」

「じゃあ体育できないかぁ…
佳奈ちゃん体育好きなのにね?」


あ…体育出来ないのか…
やだなぁ…

私は叫ぶのを必死に抑える



「じゃあ席戻ってね」

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