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【HQ】俺が恋したのは超鈍感少女だった

第5章 パーカー




ここは、何処だ?

…確か引っ張られて…


「起きたみたいね?」

「2人ともか?」

「そうよ?」
両親が密かに話をするが、
静かな空間で、とても響くこの場所では、とても声が聞こえる。


すると、頭から声が降って来る。


「貴方はもう、出ていっていいわよ?」
だがな、佳奈を1人にする訳には行かないしな…

「早く行きなさい!」



すると、俺は外の世界に出された。


外の空気は、冬じゃないのに寒い。
暗い場所に1人、ポツンと突っ立っていた


ゴメンな…



守ってやれなくて…


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