第29章 【番外編】MerryX'mas
冷たい頬にキスを落とし、そこからスー…と舌を当てながら首筋にたどり着くと、カプリ、歯を立てて噛み、ちゅーと吸った。
「ん…」
ねぇ、佳奈…
いくら寝てるからって、えっちな声出さないでよ。
…止められなくなるじゃん。
口を離すと、そこには真っ赤な華があった。
白い肌に真っ赤な色。
すごく、キレイ…
なんか今思ったけどさ、こいつにキスマーク付けるのって逆効果なんじゃね?
だって、真っ白な首筋に真っ赤なキスマークあったら逆に襲いたくなるじゃん
…って、俺だけ?