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【HQ】俺が恋したのは超鈍感少女だった
第28章 君と私は桜の下で。
ひらり、ひらり。
学校の前の桜並木には桜の花びらが綺麗に舞っている。
上から降ってくるピンクの花びらを、ふうっと吹き飛ばしたり、キャッチしたり。
誰にも見られてないと思ってた。
けど、違った。
見られてた。
始めてみる顔の男子に。
そりゃそうか、こっちには越してきたばかりだし。
背も高いし、頭良さそうだし、先輩かな?
イヤ、流石東京。
顔はすごくイケメンでした。
いや、嘘。
イケメンなんかじゃ、ない。
私の行動を見てすごいかおで笑っていた。
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