第26章 お前のカラダはチョコの味
「はよ」
「おはよう」
何度やってもえっちの後は顔を見ずらい。
…やっぱり恥ずかしいからか
あ、そう言えば結局テツにチョコ渡してないよね?
ヤバイ!…これはヤバいぞ
「テツ…!
あのさ、渡したい物があるの」
私はそう言い、部屋に待ってるようにとテツに言うと
できるだけ素早く自分の部屋からチョコを取りに行った。
「あのさ、これ!
チョコなんだけど…テツってやっぱりチョコ嫌いかな?」
「んー…好きじゃねぇけど、
佳奈から貰ったチョコは食うに決まってんだろ?
そこら辺は心配しなくてダイジョウブです」
すると、あと、と言葉を付け足すテツ。
「もう佳奈からチョコ貰ったのと同じだし」
「あ、そっか
…って、え!?」
全く状況が理解できないんだけどー?