第26章 お前のカラダはチョコの味
快楽の渦渦に飲まれてる間に考えるのは、
キモチよすぎて頭おかしくなりそう…とか、
もっとそこ触ってほしい…とかいやらしい事を考えつつ、
一番に思ってることは
テツの顔が見たいな…と思っていた。
目隠しをされてる今、
テツがどんな顔で私に触れてるのか分からない。
普通の私だったら、この状況に興奮してるだろう。
どこをどう触られるのかも、
わからないこの状況に。
でも、家に着いてからテツの顔が曇っていた。
いつもは感情が読みにくい顔だけど、
今日はなんか…違う。
私じゃなかったら分からないだろう…と言うくらいの差で。
だから、テツに伝える。
「ね、お願い…!
テツのっ顔みた…い…!」
するとヒュルっと外された。
なんか以外な気もするけど、
良かった。テツの顔が見れる。
するとテツが突然謝ってきた