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【HQ】俺が恋したのは超鈍感少女だった

第25章 冬の夜空にお願いを...




テツに言われた。
宮城に戻って見なくていいのか?
と。


でも1人では…
と言う私の我が儘でテツが付いてきてくれることになった。



*****

宮城につくと
東京よりも寒く、
東京よりも空気が新鮮…のような気がした。



全てが懐かしい。
懐かしいとおもえるのは、
中学時代の思い出は
恐怖や辛いことなど、マイナスなことだけではなく、
楽しかったこととか嬉しかったことなど、プラスのこともあったからだろう。



…でも少し、怖いな。



それともみんな私のことなんて忘れてるのかな?


…それは悲しい、かな。



みんなの事、怖かったし、あまり良くは思ってなかったけど、
イヤなことばかりだった訳ではないから。


東京に逃げたまで
過去を見ないでいたけど
今の私は、前よりもほんの僅かに強く、なったんだ。



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