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【HQ】俺が恋したのは超鈍感少女だった

第24章 アリガトウを伝える




「テツ…早く来て…」

…早く来てってコイツ…
素直に来てだけ言えばいいのにな。


佳奈の隣に来ると
佳奈は俺の手を両手で握った。

…手、冷てぇ


すると声を出した

「テツ…ゴメンね。
テツはさ、いつも自分の困ってることとか言わなくて…
あんま頼られないから
…その私ばっかり頼ったり、
頼れるような人じゃなくて…
ホントにゴメン」


…アレ?
今日は珍しくデレデスカネ?
にしてもやばい…
カワイイ


「俺は平気だからよ
今は寝ぼけんの禁止な」

「うるさい…
眠いの。…私はテツと話したい。
しかも寝ぼけてないし」


なんなのコイツデレなの?
カワイすきんだけど


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