第18章 同じこと。
家に着くと、時間はもう17時。
2人とも疲れきったのはぐったりとしている。
私のために文句ひとつ言わず着いてきてくれた2人。
お礼は言わないとね
「テツ、京治。
今日はありがとね。私のために付いてきてくれて。」
「いや。俺は別に久しぶりに会えてよかったし、
逆に佳奈の、お陰。ありがとう」
「佳奈もう疲れてんだろ?
夕飯は赤葦がテキトーにコンビニで買ってくるから、
お前は部屋で休んでろ。」
なんだこの人たち。
優しいときもあるじゃないか。
…よかった。
でもなーそろそろ準備しなきゃだし。
頑張るか。