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【HQ】俺が恋したのは超鈍感少女だった

第14章 おめでとうの日


黒尾side


【私を“食べて?”】


佳奈がそう言った時は
ビックリしたし、今でも覚えている。




部屋の明かりが俺たちを照らす。


静かな部屋。
二人の呼吸が重なる中、俺は



「いただきマス」
佳奈の耳元で囁いた。


ボタンを一つ一つ丁寧に外す。
佳奈はカラダを固くして、俺の目をじっと見つめる。



下着をめくると、初めて見る佳奈の裸は、

思ったよりも白くて、
それでいて細い。

守ってやりたくなるようなカラダ。


俺は一つキスを落とす。


「シタ出せるか?」

「うん。」

佳奈はそう言うと、
舌を突き出す。


「っんぅ」

「鼻で息すれば苦しくないから」

俺はそう言ったが、
初めてって言うのもあるのか、

「むりぃ…息…できない」

と、可愛く言われたもんだから
…な?

ヤメルに決まってんだろ?


「今回は初めてだもんな?
これからいっぱい練習しような?」

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