• テキストサイズ

真選組女中物語

第11章 とLOVEる的な




チッ!と舌打ちが聞こえ

ピシャリと脱衣場の戸が閉まる音がした後
人の気配がなくなった。

ようやく土方はいなくなったようだ。




「ふー。副長行ったみたい。
ごっごめんね、なんか変なことになっちゃって」

「いえ、私こそお見苦しいものを見せてしまって、
恥ずかしすぎるので忘れてください」

ううっと顔を真っ赤にして俯くナルミ

忘れるもんか!!俺の脳内に永久保存だよ!!



「とりあえず!ここ出ようか!!」
「そっそうですね!」

そう言って狭い収納の戸に手をかけようとした瞬間


カサカサカサっ


ナルミの背後から
奴の足音がした


「っきゃあぁぁあああああぁあああああぁぁぁ!!!!!」
「ちょ!ナルミちゃん!

うわっっ!!!」


山崎はナルミの悲鳴に驚き足元を滑らせた


ドッシーーーーーン

戸が開き

山崎が押し倒す形で二人は床に倒れた
/ 160ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp