第9章 妖刀「猫柳」
一行は万事屋に移動し
「………本当にこんなんでいいのか?」
半信半疑で銀時はナルミに猫まんまを差し出すと
勢いよく、ガツガツと万事屋の猫まんまを
食べはじめる
全て食べ終わると満足そうに
お腹をポンポンと撫で
「ニャアーん!!!!」
ありがとうと言うように銀時に抱き着き
ニャアニャアと甘え
チュッチュッとほっぺにキスをする
「おい!ナルミ離れろ!!
万事屋てめーどさくさに
紛れて腰に手回してンじゃねーよ!!」
銀時はデレデレし
「ナルミちゃん。あんなニコ中より
俺にしとけって。」
ドゴォォオォ!!
銀時の脳天に
土方のかかと落としが見事に決まった。
「人の女口説いてンじゃねーぞ。」
そう言って
ナルミを抱き寄せると
「ん……土方…さん、私……」
「ナルミ!!!」
「あれ?万事屋のみんな…私いままで何して」