第8章 公認カップルとなって
それからまた数日
ゴゴゴゴゴ…
そこには以前にも増して
黒いオーラを放った土方がいた
『ひぃぃぃ…』
『こぇぇ。』
ナルミ不足の土方は最高に機嫌が悪かった。
その様子を影から見ていた近藤は
「おい、総悟。
いい加減イチャイチャ解禁してやれ。
あれじゃ隊士達がビビってトシに近づけねぇ。」
と総悟に申し出たのだった
「俺はおもしろいですけどねィ。」
『沖田隊長!お願いします!解禁して下さい!
もう怖くて怖くて生きた心地がしないです!』
『『『『『お願いします!!!』』』』』
隊士達に懇願され
「へいへい。わかりやした。
ちょいとナルミさんに言ってきまさァ。」
と言ってナルミを探しに行った。
「あ、いたいた。ナルミさん。」
「沖田隊長?どうかされました?」
洗濯場で隊長格のスカーフにアイロンをかけていた
ナルミに声をかけた。