第8章 公認カップルとなって
「土方さん近頃タバコの量増えてませんか?」
土方の自室を掃除しに来たナルミは
心配そうに吸殻の片付けを進める
「ストレスたまってんだろうな」
「そうですか…確かにお忙しいですもんね。
何か疲れが取れる方法はないですかね…」
そんなもんお前とイチャイチャすりゃあ
一気に疲れが吹き飛ぶ。
あわよくばそれ以上のことも…
掃除の時間は自室に二人っきり。
いつもならこの時間にナルミとキスしたり
膝に座らせて後ろから抱き締めながら書類整理したり
俺の唯一の癒しの時間だった。
ナルミが屯所内では一切イチャイチャしないと
決めてからその癒しの時間はなくなった
「はぁぁぁぁぁ。」
ナルミに触れたい。
土方は盛大にため息をついた。
土方さん、本当に疲れてるんだなぁ。
大丈夫かな?