第6章 吹っ切れてしまえ
椅子に身体をくくりつけられ
身動きが出来ない……
「んー!んーー!」
「おい、口のガムテープ取ってやれ。」
ビッ!
「はぁはぁ。あっあなた達は一体何が目的なの!?」
「身代金だよ。あんたみたいな上玉なら大事に想ってる男だっていんだろ。そいつに高くゆすってやるんだよ。
それに今は攘夷浪士も静かだ。真選組も平和ボケしているだろう。助けなんて来やしねぇ
だけど…」
そう言ってボスの男はナルミに近づき
「お嬢ちゃんあんまり可愛いから、
先にちょっと楽しもうかな」
と下品な笑みを浮かべた
「や、やだ…」