• テキストサイズ

真選組女中物語

第4章 内偵調査結果


内偵調査四日目

ナルミさんが買い出しから帰ってこない為
副長は一人でそわそわしていたZ

屯所近くを探すと万事屋の旦那といい雰囲気の
ナルミさんを見つけて
ジェラシーをあらわにしていたZ

男の嫉妬は醜いZ


内偵調査五日目


見廻りの途中新しく出来た甘味屋を
見つけた副長は普段甘味など買うことはないのに
店に入って行ったZ

屯所に戻りナルミさんに
「見廻りをしていたら
店員にしつこく勧められて仕方なく買った。
捨てるのも勿体ねぇから休憩の時にでも食え」と
言って渡していたZ

素直にナルミさんの為に買ったと言えばいいZ



内偵調査六日目


風呂上がりのナルミさんに
廊下でばったり会った副長。
「あ、副長。おやすみなさいませ」と言われ
なぜか顔を赤らめていたZ


ナルミさんが去っていった後に
一人で「すっぴんも悪くねぇな」と呟いていたZ


内偵調査七日目

山崎くんと楽しそうに話しているナルミさんを
見つけた副長。
山崎くんに「山崎ィ!サボってんじゃねぇ!」と
いつも以上に怒鳴り散らしていたZ

ナルミさんに「今山崎と何話していたんだ?」
と聞いていたZ

副長は束縛が激しいタイプのようだZ



以上、副長観察日記だZ












「ってオィィィィィ!なんで途中から俺の観察日記になってんだよ!俺はナルミのことを調べろって言ったんだろーが!!」



【副長の方が怪しくてつい】


「つい。じゃねーよ!こんなもん渡されてどうすればいいんだよ!恥ずかしいわ!」
















終を退室させて
俺は盛大にため息をついた



やべぇな俺、端から見たらこんなんなのか



チッ

らしくねぇ…調子狂うぜ
/ 160ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp