第1章 急募!住み込み女中!
「おい、山崎このワイシャツ洗っとけ。
返り血が落ちねぇ」
バサバサっ
「ふっ副長ぉ、、いい加減女中雇ってくださいよ。
俺だって暇じゃない…」
「あ"?」
「山崎退!!喜んで洗ってきます!!」
「ったく」
女中か…
確かに、当番制で炊事洗濯を回しているが
所詮ヤローの仕事だ。雑でひどい有り様だ。
女中でも雇えば隊士達は仕事に集中できる。
「女中を雇う!?」
「あぁ。その方が効率的だろ」
「しっしかし、トシ。この男所帯に女性がいたら
隊士達が色めきだって、その、ほら、
ムラムラします」
「………その心配がないように採用するのはおばちゃんだけだ。」
「待てトシ!隊士の中には熟女好きという奴もいるはずだ!かくゆう俺も嫌いではないぞ!やっぱりムラムラします!」
「………とにかく明日の会議で隊士達にも聞いてみてから検討したいんだが局長の判断はどうなんだ」
「うむ!確かに炊事洗濯雑務をこなしている時間を江戸の平和の為に使えるなら効率的だな!
よし!明日の会議でみんなの意見を聞いてみよう!」