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真選組女中物語

第15章 おじさん




お茶を出す用は済んだので
ナルミはお邪魔にならないよう

「では、失礼致します。」
と、そそくさ退室しようとすると
松平が逃さず声をかけた

「あ、待~て待て、ナルミちゃんって
言ったか?ちょいとおじさんとお話ししよう」

「はっはい」


松平はまたナルミをじろじろと
品定めするかのように見つめると

「う~ん。こりゃいいな。よし!決めた!」


「???」


「おい!決めたって何をだよ。」

土方は松平のよからぬ発想を想像すると
嫌な予感しかしなかった。




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