第14章 風邪っぴき
チュッ
チュッ
土方はナルミの横にあぐらをかいて座り
何度か軽いキスをする
「風邪うつっちゃいますよ」
「うつんねーって」
「ぶぇっくしょん!!!!!!」
「土方さん、おかゆ持ってきました。」
次の日、
ナルミの風邪が見事にうつった土方は
おでこに冷えピタを貼って布団に潜っていた
それを甲斐甲斐しく看病するナルミ
そこにズカズカと沖田が入ってくる
「お!土方さん弱ってますねィ。とどめ刺しに来ましたぜィ。」
「チッ今はお前に構ってる元気はねーんだ出てけ」
「我慢できねーで盛ってチュッチュッチュッチュッしてるからですぜィ。」
「そっ総悟てめー覗いてたな!」
そうそう、これもありますぜィ。と黒い笑みを浮かべ携帯を取り出すと動画を再生した。
『あーん。旨いか?』
『ほらもっと口開けろよ。あーんしろあーん』
「~~~…っつ、てめー!!消しやがれその動画!!」
土方は沖田に飛びかかるが
「やなこった!」
ヒラリとかわす
「待てゴラァ!!!」
沖田を追いかけ回した土方はたっぷり汗をかき風邪はすっかり良くなったのであった