• テキストサイズ

真選組女中物語

第14章 風邪っぴき




ある日の昼下がりナルミは洗濯場で
洗濯物を畳んでいた。

その横で山崎もせっせと洗濯物を畳む。
下心なのか親切心なのかは不明だが山崎は暇な時間があればこうやってナルミの手助けをしていた。




「へっくしゅん!!」



「大丈夫?!風邪?!」

山崎が心配そうにくしゃみをするナルミの顔を除き込む



「なんだか寒気が…」

「熱測ってみる?」












ピピピッ

体温計の電子音が鳴り
二人で体温計が示す体温を確認する

「熱、あるね」


「はい…」


「すぐに休まないと!ここは俺が片付けておくからナルミちゃんは休んでよ」

「すみません、ありがとうございます。」



いいっていいって!と笑う山崎に感謝し
午後休みの許可をもらおうと土方を探す。



土方を探すうちに段々体調が悪化していき

フラフラしながら真っ赤な顔になってきていた。


/ 160ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp