第13章 同郷
「~ッったく俺は情けねーな。嫉妬して大切に抱いてきたお前を乱暴に抱いちまったな。
ナルミちょっと俺の部屋に来い。」
「わっ!」
急にふわっと体が浮いたと思えば土方にお姫様だっこをされていた。
そのまま土方の部屋に連れていかれると
優しくそっと布団の上に降ろされた。
ボスっとナルミの顔の横に両手をつき、
「ナルミ、本当にすまなかった。今度はめちゃくちゃ気持ちよくしてやる。」
「えっ、
あっ!あんっ!
あ!土方さんそんなとこ!だめっ!
ふぁ!あんっ…!
やぁぁぁぁぁん!!!」
その夜は土方によって何度も何度も絶頂に達した。
次の日
ナルミはいつもの買い出しの帰りに
街を歩いていた。
はぁー。昨日の土方さん、すごかったなぁ……
あんなことから、そんなこと………
昨夜の余韻に浸りなが顔を赤らめポーっとしていると
「ナルミ!!」
「あ、大和!」
「また会えたね!ちょうどナルミに話したいことがあったんだ!俺、今度師匠の舞台に出れるんだ!」
「すごいね!良かった!!」
「ナルミも見に来てな!!」
そう言って大和はナルミにガバっと抱きつき
ぎゅうううううと抱き締めた