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真選組女中物語

第12章 1日キャバ嬢



チュンチュン

まだ薄暗く霧がかった空にすずめの鳴き声が響く

昨夜の売り上げ対抗戦はすまいる史上最高の売り上げを叩き出した。

「別に一位にならなくてもよかったのに、たくさんお金使わしちゃって申し訳ないです。」


酔ってフラフラの土方に肩を貸しながら
朝方の静かな繁華街を歩く

「お前のことにだけは俺は誰にも負けたくねぇ。ヒック


誰にもお前を取られたくねぇ。ヒック」


ひゃー!土方さんっ
酔ってるからデレがすごい
普段口が避けても言わないよーな台詞
スラスラ言っちゃってる

「私はずっと土方さんのそばにいますよ」

「ナルミ…」

「んっ」

少しアルコールの味がするキスだった。















翌日



顔を真っ青にしながら
通帳残高を見る土方と近藤の姿があった
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